正解!
クマタカ

解説
クマタカはトビと同じくらいの大きさのタカであるが、翼の幅がひろく、後縁に膨らんだ独特の形をしており、トビよりもより大きく見える。
飛翔時は、ゆっくりした速度で羽ばたきを交えながら直線的に飛び、旋回上昇や滑空することも多い。また、翼や尾を上にV字型に反らせる特徴的なディスプレイを行う。
他種との識別点
クマタカと生息地が重複している猛禽類としては、トビ、ハチクマ、ノスリが考えられる。トビは翼開長が同程度だが翼幅が狭く、特徴的な凹尾を持つので識別はしやすい。ハチクマはタイプによっては色彩がクマタカに似ているものがいるが、ハチクマは頸が長く見え、翼はクマタカに比べ細長く感じる。ノスリはクマタカと似たような飛翔をすることもあるが、クマタカと比べるとかなり小さく、翼角に暗褐色のパッチが見られることで区別できる。